幸若舞が奉納された
「桶狭間の合戦の前夜、今川義元の三河侵攻を聞いた、清州城の織田信長は、まず「敦盛」の一節(人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり・・・)を謡い舞い、陣貝を吹かせた上で、立ったまま湯漬けを食し、出陣していった。」この話は余りにも有名です。実はこの時舞ったのが「幸若舞」なのです。その「幸若舞」が私の住んでいる近く、福岡県みやま市瀬高町大江に全国で唯一現存しているのです。能や歌舞伎の原型といわれ、中世から近世にかけて、武家に愛好された芸能なのです。隆盛を誇った「幸若舞」も、武家の崩壊、維新の到来とともにすたれてしまい、「大頭流大江幸若舞」のみになってしまったのです。この「幸若舞」は昭和51(1976)年、国から「重要無形民俗文化財」に指定されています。今年も1月20日(金)、地元の大江天満神社で奉納され、三百人余りの見物人が700年前の幻想的な舞を堪能しました。(写真左は「みやま市の広報2月号」です。右は「幸若舞」の会場風景です。)
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